子育てが終わって、夫婦2人の生活になった。一軒家に2人。部屋はある、庭もある。でも、このまま住み続けるにはサイズオーバーだ。
使わない部屋、掃除の手間、庭の手入れ、階段の上り下り。歳を重ねるごとに、きっと「手に余る」。もっと小さく、もっとシンプルに暮らしたい。そう考えて、次の住まいを探し始めたころ。
「ねえ、リビングって必要かなあ?」夫にそう聞いた。
彼の答えは「リビングのない間取りなんてないんじゃないの?」だった。確かにそう。どの家にもリビングは必ずある。
だけど、私たち60代夫婦のこれからの生活に、「リビングルーム」ってホントに必要だろうか。
そう考えた理由のひとつは、テレビを見なくなったこと。
以前は、なんとなくつけていたテレビ。メインは朝。天気予報とニュースと、時間の確認。「ほらほら◯◯のコーナーが始まったよ。急いで急いで!」寝ぼけ眼の子どもをせかして送り出す。
夜は家族そろっての夕食時に、ニュースやバラエティ番組を流す。食事が終わってもなんとなくそのまま、テレビの前でゴロゴロしている。

ところが最近は、子どもも成人し、生活リズムも環境も変わってきた。まず朝のテレビの役割がなくなった。天気予報もニュースも、スマホのほうが手っ取り早い。
それに、テレビ番組も面白くない。だからテレビを消して、さっさと食べて、片付けて解散。それぞれの場所のパソコンやスマホで、好きなものを見るようになった。
リビングに集まることがなくなって、リビングの役割が急に薄くなった。リビングのソファーを使うのは、猫たちと夫が昼寝をするときだけ。
この空間、もったいないなあと思ってた。
60代になって、終活として住まいのダウンサイジングを決断した。郊外の一軒家を手放して、都心の中古マンションに住み替え。あえて小さい住まいに引っ越すことで、身の回りの断捨離もできる。
引っ越しの時に、思い切ってテレビを処分してみた。そしてリフォーム時に、リビングのない間取りにしてみた。
2LDKのリビングをやめて1部屋増やし、3DKに。そして、その新しく作った1部屋を自分の部屋に! この話は次回詳しく。

リビングがなくなって、困ったことは……正直、ない。
「リビングがないと落ち着かないんじゃない?」と思う人もいるかもしれない。でも実際に暮らしてみて、今の私たちには不便なことがない。
食事はダイニングテーブルで夫婦で一緒に。音楽をかけて、会話しながら。時には子どももやってきて、鍋を囲むこともある。食事の準備も後片付けも二人でやれば早い。食事が終われば、お互い自分の部屋に戻る。夫婦といえど、好きな音楽も映画も趣味もスポーツも違うので、それぞれ自分の好きなように過ごせて快適だ。

年齢的にも来客などほぼないので、「お客様を通す場所がない」という問題も起きない。
部屋数に余裕があれば、リビングは残していたと思う。でも、ダウンサイジングで小さめのマンションに住み替える以上、限られた部屋数をどうするかを考える必要があった。
子育てを終えた私たち夫婦が選んだのは、リビングルームよりそれぞれの個室をつくることだった。
あっ、猫たちはどの部屋にも自由に行き来して、毎日勝手に好きな所で寝ている(笑)

このブログのこと「心地よい暮らし」を求めて
60年、いろいろありました。バブルも経験したし、笑ったり泣いたり、忙しかったり途方に暮れたり。それでもここまで無事に歳を重ねられたことに感謝です。
人生はあと何年残っているかはわかりません。でも、まだまだ終わりじゃない。
顔を上げて、背筋を伸ばして、これからの時間をもっと楽しもう、心地よい暮らしを自分で作っていこう、そんな気持ちで始めたブログです。
60代の当事者として、実際にやってみたこと、変えてみたこと、感じたことを正直に書いていきます。同じくらいの世代の方に、少しでも「これいいかも」と思ってもらえたら嬉しいです。
リフォームでやったこと、順番に書いています
中古マンションを買って、自分たちの暮らしに合わせてリフォームしました。やったことを順番にまとめています。






🐾 おまけ~うちのハチワレさんたち

夫婦&3匹の猫で今のマンションに引っ越してきました。(そのうちの黒猫のゆず♂とはお別れを経験しました。)今はハチワレ猫のかりんとみかんと一緒に暮らしています。ふたりとの暮らしを描いた「うちのハチワレさんシリーズ」を各記事のおまけとして掲載しています。よければこちらもご覧くださいね。


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