60代でダウンサイジング。一軒家から中古マンションに住み替えました。
リフォームで間取りも変えて、LDKのリビング部分をなくして私の部屋にしました。

そのぶん、ダイニングキッチンは狭くなりました。6.8畳。狭いダイニングキッチンでもいろいろ工夫して、毎日快適に暮らせてます。
そのキッチンを、お見せします。

キッチンには、業務用の流し台がついていた
中古マンションを内覧したとき、キッチンを見て「おっ」となりました。
業務用のキッチンがドンとついていたのです。ステンレスのごつい流し台に作業台。飲食店や給食室で見るようなやつ。一見カフェ風でおしゃれに見えます。しかし!

収納がほぼありません。引き出しも、扉の中もない。流し台の下はぽっかり空洞。前の所有者の方もたぶん苦労されていたのでしょう、シンク下にラックを置いて工夫した形跡がありました。
そこで考えました。このキッチン、システムキッチンに交換した方がいいんじゃない?
60代で今さらキッチンを新調するのか、という話
見積もりも取りました。システムキッチンへの交換は、安くても数十万円。グレードを上げれば100万円を超えます。
そこで立ち止まって考えました。
子どもたちが家にいた頃は、毎日3食、家族のために一生懸命ご飯を作っていました。運動会のお弁当も、受験期の夜食も、誕生日のケーキも。キッチンはいわば、家族の生活の中心でした。
でもこれからは?
夫婦ふたり。子どもたちは独立して、家を離れています。毎日の食事はシンプルになりました。以前と同じキッチンが必要かといえば、そうじゃない。
60代からの暮らしに合ったキッチンを考えたとき「新しいシステムキッチン」じゃなくてもいいんじゃないかな?という気がしてきました。

せっかく断捨離したんだし。
むしろこの業務用キッチン、工夫次第でかっこよく使えるんじゃないかな。
そう考えて、交換は見送ることにしました。


お金をかけたのは、ここだけ
やったのは4つ。内窓、フローリング、キッチンパネル、壁紙です。
内窓|カーテンをつけない窓
内窓については別記事でくわしく書いています。

キッチンの窓にも、他の部屋と同様に内窓をつけました。そしてあえて、カーテンもブラインドもつけませんでした。
理由は、この景色です。

北側のキッチンですが、見晴らしがいい。緑が見えて、空が見える。内窓の白い窓枠が、その景色をまるで絵画のように切り取ってくれています。
朝はここでコーヒーを飲みながらこの景色を眺めて、夜は夜景を楽しんでいます。

お気に入りの場所のひとつです。
フローリング|明るい色で狭さをカバー
購入時のキッチンの床は、タイルがむき出しの状態でした。夏は涼しそうですが、冬は素足では歩けないくらい冷たい。
階下への防音もかねて、フローリングに張り替えることにしました。
色は明るめのものを選びました。狭いキッチンを少しでも広く明るく見せたかったから。

これは正解でした。パッと明るくなって、空間が広く感じられます。
キッチンパネル|掃除のしやすさを優先
購入時の壁は、コンクリートがむき出しのような質感でした。業務用キッチンに合わせたのか、無骨な雰囲気。
今回IHコンロを選んだので油跳ねは少ないのですが、やはり掃除のしやすさを考えて、キッチンパネルを広範囲に貼ることにしました。電子レンジの裏や流し台の下まで。下地入れも含めて15万円ほどでした。

拭けばすぐきれいになる。やっぱり正解でした。
壁紙|今までの私なら選ばなかった色
今まで壁紙は、無難な白やベージュを選んできました。でも今回は、せっかくだからと少し冒険してみることにしました。
選んだのは青緑のような、グレイッシュなグリーン。シックな色に幾何学模様のパターン柄。
サンゲツのRE55870です。
最初は「大丈夫かな」と思っていました。でも貼ってみたら、これが意外なほどいろんなものに合う。ステンレスの流し台にも、白いキッチンパネルにも、白い冷蔵庫にも。食器棚や引き戸の木目にも、なぜかなじむ。
落ち着いていて、飽きない色でした。


チャレンジしてよかった。
収納は、ひと工夫必要でした
業務用の流し台はかっこいいけれど、収納がない。作業台もレンジ台もオープン。そのままでは、ものが丸見えになってしまいます。
包丁の収納、水切りラック、引き出し、かご——ひとつひとつ探して、試して、ようやく今の形に落ち着きました。
狭いキッチンならではの収納のあれこれは、次の記事でくわしく書きます。


🐾 おまけ~うちのハチワレさん

うちのミカンさんの鈴はとてもいい音色です。後ろ足で耳を掻くときのスピードはとても速いので、鈴の音も激しくシャンシャンシャンシャン~と鳴り響きます。
(首輪にも賛否がありますが、諸事情によりうちのミカンさんには必要なのです。)


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