リフォームではじめて「自分の部屋」を持ちました|60代で中古マンションへの住み替え②

60代でダウンサイジング。一軒家から中古マンションに住み替えました。

私たちが買った中古マンションは、「2LDK」の間取りのメゾネットタイプです。1階にLDK、2階に洋室2部屋とベランダ、洗面、トイレ、浴室、という構造です。

しかし、私たちは夫婦それぞれの個室を作りたかったのです。

「リビングって本当に必要?」という疑問が出発点でした。子どもが巣立って夫婦2人の生活になり、テレビを見るためにリビングに集まることもなくなって、ソファを使うのは猫と夫が昼寝するときだけ。

それならリビングをなくして、それぞれの部屋を作ろう、と。

メゾネットという構造を活かして、1階を私、2階を夫、という配置にしました。

理由はシンプルで、距離感です。同じフロアで襖一枚隔てただけの個室より、階が違う方がお互いの空間として独立する感じがある。「別々の部屋を持つ」ということの意味が、ちゃんと出る気がしました。

そして1階のキッチンダイニングとつながっていた空間に、間仕切りを作ってもらいました。


目次
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4枚の引き戸で、リビングを自分の部屋に変えた

間仕切りをどんな形にするか、最初はあまりイメージができていませんでした。「壁を作る」というと、完全に塞いでしまう感じがして、なんとなく圧迫感が気になっていたのです。

リフォーム業者さんと相談して決めたのが、すりガラス調PCパネルの4枚引き戸です。

引き戸を閉めた状態

これが大正解でした。

ポリカーボネート製なので、軽くて光が通ります。閉めていても向こう側の明るさが伝わってきて、圧迫感がない。木枠との組み合わせも気に入っています。なんとなく、和モダンというか、温かみのある雰囲気になりました。

そして引き戸を開ければ、ダイニングと私の部屋がひと続きになります。夏場の食事時は私の部屋のクーラーの風があたるように開放します。開ければ解放感、閉めれば私だけの空間。この切り替えができるのが、思っていた以上に快適でした。

費用は約45万円。建具は一から製作してもらったので、その分のコストはかかりましたが、見た目も機能も大満足。これはお願いして本当によかったと思っています。


自分の部屋の壁紙は、くすみベージュの石目調に

リフォームで楽しかったことのひとつが、壁紙選びでした。

以前の一軒家のときもそうでしたが、壁紙は無難な色を選択しがち。でも今回はすごく考えて選びました。

選んだのはサンゲツの型番RE55901です。

私の部屋は、くすみベージュの落ち着いた石目調にしました。真っ白より少し温かみがあって、狭い部屋に長い時間いても圧迫感なく疲れない色。自分が一番落ち着ける色を選びました。

壁紙RE55901
型番RE55901

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クローゼットの壁紙は、大胆なものを選んでみた

もうひとつ、押し入れをクローゼットに変えました。

工事の内容はシンプルです。押し入れの棚板を撤去して、ハンガーパイプを取り付けて、壁紙を貼る。それだけ。でもこれが、思いのほか気分の上がる空間になりました。

壁紙は、ちょっと派手な黄色い花柄にしました。

クローゼットの中なので、普段は扉を閉めていれば見えません。でも、開けるたびにこの花柄が目に入る。毎朝服を選ぶときに、ちょっとだけテンションが上がります。

壁紙RE55778
型番RE55778

部屋の壁紙は落ち着いたベージュにしたので、クローゼットの中はあえて思い切った柄にしてみました。「見えない場所だからこそ大胆に好きなものを」というのは、壁紙選びで一番楽しかった発見です。


60代で、久々に自分の部屋を持った

リフォームは決して小さな金額ではありません。でも、毎日この部屋で過ごしていると、やってよかったと心から思います。

朝起きて、好きな壁紙に囲まれた自分の部屋にいる。ダイニングで夫と食事をして、食後はそれぞれの部屋へ。私はキッチンのすぐ隣でお茶を入れながら、好きな音楽をかけて、好きなことをする。階が違うので、お互いの気配はあるけれど干渉しない。

結婚してから何十年も「自分の部屋」を持っていなかった私が、60代にしてようやく手に入れた空間です。

リフォームでお金をかける場所は人それぞれだと思います。でも「自分の部屋を作る」ことに使ったお金は、暮らしの質に直結する投資だったと、今は確信しています。

部屋の全体レイアウト

部屋の骨格ができたら、次は家具です。6畳の狭い部屋に何を置いて、どう使っているか。新しく買ったものも、長年使い続けているものも、全部混ぜながら自分の部屋を作りました。その話は次の記事で。


🐾 おまけ~うちのハチワレさん

うちのハチワレさんシリーズ

猫は狭いところが好き。箱や袋の中だけではなく、折りたたまれた新聞、本、ぞうきん、洗濯物などの上にでーんと座って、しばらく動きません。まるで陣取りゲームのよう。彼女たちが飽きて移動してくれるまで、こちらはひたすら待つのみです。

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