浅型フライパンおすすめ|フライパン探しの旅はもう終わり

フライパンって、調理器具のなかでダントツによく使う道具ですよね。包丁とまな板の次、いやもしかしたら同じくらい、毎日必ず手に取るもの。

だからこそ、それが使いづらいと地味にストレスになる。重い、焦げつく、底が歪む、収納に困る——毎日のことだから、ちょっとした不満が積み重なっていくんですよね。

そんなフライパンっていろんな店で売っているのに「これだ!」になかなか出会えない。なんて不思議な道具でしょう。

買い替えのたびに選び方に迷って、試してはため息をつく。気に入らなくてもすぐ買い替えるほど安くはないし、かといって100%満足しているかといえばそうでもない。なんとなく我慢しながら使い続けて、いよいよ買い替え時が来たら「またあの憂鬱な選び直しか……」とため息をつく。

主婦なら一度はそんな経験があるのではないでしょうか。私も30年、フライパン選びに悩んできた一人です。

フッ素樹脂、マーブル、セラミック、鉄……素材もサイズも価格帯もひと通り試して、ようやくたどり着いた軽くて使いやすい浅型フライパンがあります。

迷っている誰かに「これ、いいよ」と自信を持って教えてあげられる、そんな一本です。

目次
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フライパン選び、何を基準にすればいい?

フライパンを買い替えるとき、何を重視しますか?

「焦げつかないもの」「長持ちするもの」「軽いもの」——どれも正解ですが、じつはその優先順位が素材選びに直結しています。

まず、代表的な素材とその特徴を整理しておきます。

素材焦げつきにくさ耐久性重さ価格帯
フッ素樹脂(テフロン)△(2〜3年)軽い安〜中
マーブルコート△〜軽い
セラミックコート軽い
鉄製△(慣れれば重い中〜高
ステンレスやや重い

コーティング系は最初の使い心地がよい反面、どうしても消耗品。一方、鉄やステンレスは一生モノになりえますが、扱いに慣れが必要です。

「手軽に使えて、劣化したら気持ちよく買い替える」派か、「手をかけても長く使いたい」派か——まずここを決めると、選択肢がぐっと絞れます。

浅型 vs 深型、どっちを選ぶ?

フライパンには大きく「浅型」と「深型(ディープ)」があります。

浅型(一般的なフライパン)は、炒める・焼くの基本調理に最適。食材を動かしやすく、水分を飛ばしやすいのが特徴です。

深型(ウォックパン・炒め鍋タイプ)は、煮る・揚げるにも対応できる万能型。ただしその分重くなりがちで、炒め物の仕上がりは浅型に軍配が上がることも。

毎日のメイン調理が「炒める・焼く」なら、浅型一択で問題ありません。

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30年かけてたどり着いた、私の「正解」

フッ素樹脂、マーブル、セラミック、鉄——ひと通り試してきました。高級ブランドも、1年待ちの予約品も。

それでも買うたびに「うーん、イマイチ……」と繰り返してきた私が、ここ2〜3年リピートし続けているのが貝印の浅型フライパンです。

① 軽さ——これだけは絶対に譲れなかった

フライパン選びで「重さ」を軽視していた時期が、私にも長くありました。でも、40代を過ぎたあたりから、毎日の調理で手首や肩への疲れをじわじわ感じるように。

重いフライパンって、持ち上げるだけじゃなくて、煽ったり、洗ったり、しまったりするたびにじわじわ体に響くんですよね。「お気に入りの重い鉄パン」を手放したのも、正直このせいです。

貝印のこのフライパンは、同じサイズの他のものと比べてもひと回り軽い印象。片手でさっと持ち上げられるこの感覚、使ってみると「ああ、これだ」となります。

② 面が完全に平ら——地味だけど、超重要

「フライパンの底なんてどれも一緒でしょ」と思っていたのですが、これが大間違いでした。

安いフライパンに多いのが、加熱すると底の中央がぽこっと盛り上がってしまうもの。こうなると油が端に逃げて、食材が中央に集まらず、焼きムラが出やすくなります。目玉焼きを焼いたときに白身が端でカリカリに焦げて中央がまだ生っぽい、あの現象です。

貝印のこれは、加熱後も底が均一に平らなまま。油が真ん中にたまって食材全体に行き渡るので、炒め物も焼き物も仕上がりがきれいです。地味な話ですが、毎日使うとこの差はじわじわ効いてきます。

貝印の浅型フライパン

③ 持ち手が短い——収納上手になれる

これ、盲点でした。フライパンって、持ち手が長ければ長いほど「使いやすそう」に見えるんですよね。でも実際のキッチンでは、長い持ち手がコンロ横のものに当たったり、引き出しに入らなかったりして地味にストレスになる。

貝印のフライパンは持ち手がコンパクトなので、引き出しにすっぽり入るし、フックにかけてもかさばらない。狭いキッチンで使っている方には特におすすめしたいポイントです。取り回しがいいので、フライパンを傾けて余分な油を切る動作なんかもラクにできます。

貝印の浅型フライパン

④ 価格の安さ——「消耗品」と割り切ると気持ちが楽になる

コーティング系のフライパンは、どんなに丁寧に使っても2〜3年でくたびれてきます。これはもう素材の宿命なので、「高いものを大切に長く」より「適正価格のものを潔く替える」ほうが、実は理にかなっています。

以前、奮発して1万円超えのフライパンを買ったことがあります。大切に使っていたのに2年足らずでコーティングが剥がれてきて、「もったいないけど替えどきかな……」と複雑な気持ちになった経験が。

貝印のこれは、その価格帯とは思えないほどしっかりしています。そして「替えどき」が来ても、財布も気持ちも痛くない。毎日使う消耗品だからこそ、この価格感は本当にありがたいと感じています。

蓋は別で用意するのがおすすめ

フライパンを買うとき、蓋のことをじっくり考えたことはありますか? 私はずっと「おまけ」くらいにしか思っていませんでした。でも、蓋ひとつで調理の仕上がりがこんなに変わるとは、正直思っていなかったんです。

フライパンに付属している蓋って、蒸気孔がついているものがほとんど。蒸気を逃がすための設計なんですが、これが同時に旨みや水分まで逃がしてしまう。煮物や蒸し焼きをするたびに「なんかパサっとするな」と感じていたのは、もしかしてこれが原因だったのかもしれません。

そこで試してみたのが、ルクルーゼのガラス蓋です。蒸気孔なしの密閉構造で、肉も野菜も旨みをまるごと閉じ込めてくれます。半信半疑で使ってみたら、カボチャの煮物がわずか8分でホクホクに。火の通りのよさと、仕上がりのしっとり感に驚きました。

ガラス製なので調理中も中の様子が一目でわかって、蓋を開ける回数がぐっと減ります。これが地味に大事で、蓋を開けるたびに温度が下がって蒸らし時間が延びる——そのロスがなくなるだけで、料理がぐっとラクになりました。

取っ手が大きくてしっかり掴めるのも、毎日使う道具としてはありがたいポイント。熱くなったフライパンの蓋を慌てて掴む場面って意外と多いので、ここがしっかりしているだけで安心感が違います。

フライパン本体に高いお金をかけるより、本体は安く・蓋は質のよいものを——この組み合わせが、長い目で見てもっともコスパが高いと実感しています。

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まとめ|フライパン選びに迷ったら

  • 毎日使うなら「軽さ」は譲れない
  • コーティング系は消耗品。惜しまず替えられる価格帯を選ぶ
  • 面が平らなものを選ぶと、焼きムラが減る
  • 蓋は別で質のよいものを用意すると、調理の幅が広がる

高い道具を使ったからといって、急に料理の腕が上がるわけじゃない。有名ブランドのフライパンを買ったからといって、毎日の調理ストレスが消えるわけでもない。主婦歴30年の実感です。

大事なのは、自分に合ったサイズ、軽さ、扱いやすさ、そして買い替えやすさ。これです。ブランドでも価格でもなく、自分のキッチンで、自分の手で、毎日気持ちよく使えるかどうか。それが正解のすべてだと思います。

毎日ごはんを作り続けているすべての主婦に、声を大にして言いたい。

早くあなたに合うフライパンが見つかりますように。


うちの黒とハチワレ猫
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